ヒプノセラピーとは、日本語でいうと「催眠療法」なのですが、
「催眠」と聞くと、TVの催眠術ショーやフィクションの小説や映画などでは
催眠にかかった人はどんな命令にも逆らえなく、自分自身の意思を
自由に操られるかのような、何だか恐ろしい!?イメージを
持たれる方がいるかもしれません。
あるいは、催眠にかかった状態が、とても現実離れした状態であるかのように認識されるかもしれません。
人は催眠に入っても催眠に入っているとはほとんど感じないものだと思ってください。
催眠状態とは、実はとても自然な状態であり、わたしたちが一日のうちに何度も出たり入ったりしている状態なのです。
睡眠に入る前、起きたあとのまどろんだ状態や、読書・ドラマ・映画・運転中などなにかに集中しているときなどがそうです。
・催眠状態とは寝ている状態ではなく、起きている状態です。
・意識を失っている状態ではなく、リラックスした状態です。
・騙されやすい状態ではなく、イメージが浮かびやすい状態です。
・意志の弱った状態ではなく、心になにかを働きかけやすい状態です。
・他人に操られる状態ではなく、無意識とラポール(信頼)が取れている状態です。
・コントロールの効かない状態ではなく、自分で究極的にコントロールできる状態です。
催眠は、スポーツをはじめとした様々なスキルを最大限に発揮するために利用できますし、エンターテイメントとしても利用できます。
暗示療法の場合、多くはクライアントは今できないことをできるようになりたい、あるいは、今していることを止めたいと望むときに良いツールとなり得ます。
Q&A
Q.ヒプノセラピーは何ができますか?
A.ヒプノセラピーは、催眠誘導という方法で深いリラックス状態にし、普段は閉じている潜在意識の扉を開け、思考や行動を変容させ、問題解決や潜在能力の開花、自己成長につなげる心理療法です。
Q.ヒプノセラピーは何回くらいやればいいですか?
A.人によっては一回で納得される方もいらっしゃいますし、暗示療法ですと1~5回を目安に徐々に深い催眠状態に入れるようになって、症状を改善していくのを目指します。
Q.ヒプノセラピーには副作用はありますか?
催眠には特筆すべき副作用はありまが、心身のリラックスが深まるため脱力したり、疲れたような感覚がする場合がたまにございます。
Q.催眠療法で何ができますか?
A.催眠療法では、無意識(潜在意識)のチカラを借りて、頭(意識)→ 行動・気持ち(無意識)へ新しい橋を架けます。 心と身体の緊張やストレスを緩和し、リラックスを体感できます。 過去に起きた出来事にまつわる不快な感情を修正することができます。 意識では修正できない、言動や行動を修正することができます。
Q.前世療法とは?
A.前世療法は、ヒプノセラピー (催眠状態) をツールとして前世に戻るように誘導し、現在の自分とは異なる前世の人生を体験していきます。
今の自分が持つ課題や、問題と関係のある前世を体験することで、その前世の人生と今世にどんな繋がりがあるのか、またどんな課題を持っていたのかを探り内面を見つめます。
