「発達障害グレーゾーン」の人に見られる“5つの特徴”

発達障害とは、医学的な診断基準に基づいて明確に定義される神経発達症群の一つであり、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)などが含まれます。

発達障害の方は、行動面の特性が比較的はっきり見えることが多く、集団行動での困難や強いこだわり、注意の持続困難などが目立ちやすい傾向があります。

一方、“グレーゾーン”とは、正式な医学用語ではありませんが、診断基準を完全には満たさないものの、発達特性に近い傾向などがあり、生活に支障が出ている状態を指します。

グレーゾーンの方に多い5つの特徴

見た目や表面的なコミュニケーションに大きな問題がない場合が多いものの、たとえば次のような困難に直面しやすい傾向があります。

・コミュニケーションの微妙なニュアンスが読み取りにくい
・物事の優先順位付けやスケジューリングが苦手
・感覚の過敏(音、におい、人混みなど)
・集団行動での疲労、ストレスを感じやすい
・自己肯定感の低下や不安感がある

グレーゾーンの方は、苦手なことを努力でカバーするなどし、周囲に気づかれにくいのが特徴です。ただし、人前では問題なさそうに見えても、家では強い疲労や情緒の不安定さが出るといったことがあります。

発達の特性は人によって強さや表れ方に違いがあることから、発達障害があるか、ないかというようなはっきりした線引きではなく、誰もが発達特性の「程度の違い」を持っているという見方が一般的です。

グレーゾーンは、診断基準上は存在しないとしても、臨床的・支援的な現場では存在しているとみなすべきと考えます。

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